励磁型スピーカーとは、振動板を動かすための磁気回路に、電磁石を使ったスピーカーのことをいいます。
スピーカーが製品として世に出てきた1920年代から1960年ごろまで、この励磁型スピーカーがスピーカー製品の主流でしたが、
質の高い永久磁石が開発されてからは、メーカーはこぞってスピーカー製造を永久磁石方式に切り替えました。
永久磁石は専用の電源が不要であり、製造コストも安く済んだからです。
それに伴い、励磁型スピーカーは徐々に市場から姿を消していきました。
しかし、製造されることがほとんど無くなった今でも、コアなオーディオファンの間で
励磁型スピーカーの音を求める声が止むことはなく、
ビンテージものが高値で取引きされている、というのが現状です。
励磁型スピーカーは、永久磁石方式のスピーカーとは、違う音の鳴り方がする。
そして、励磁型スピーカーは、リスナーが電圧を変えることで、音質に変化を与えることができる。
永久磁石方式のスピーカーとは違う個性がある限り、時代が進んでも
励磁型スピーカーを必要とするオーディオファンはいなくならない、と私たちは考えます。
ローヤル産業は、スピーカー製造会社としての経験が育んだ独自技術を結集して、
オーディオファンの方へ、質の高い新品の励磁型スピーカーを、できる限り安価でお造りします。
質に関しては原音再生を基本に音作りをしています。
その中で特に拘っている所はひずみ感の無い澄み切った音で耳障りが無く
長時間聴いていても疲れることの無い解像度の良い音を再現できる事を基本としています、また楽器の音については低音のパンチ力とピアノの音をいかに忠実に再生するかに重点をおいています。
これらをクリアーしたのがローヤル産業製DEER励磁スピーカのシリーズとなります。
また励磁電源に於いては市販の電源での試聴を何種類か行ったが
納得の出来る励磁電源に巡り合える事が出来なかった、やはりDEERの
性能を生かす為には専用の励磁電源が必要であり妥協は出来ないと
言う事で着手となり長期の試作を繰り返しスピーカと同じ質感の良い物が完成しこの度デビューする運びとなった。
励磁スピーカの開発を開始した歴史は新しいが他社には負けないと確信して突き進んで、妥協は許さない納得のいく音造りを目指して全世界に提供をし続けて行く事が弊社のポリシーであります。
以上
株式会社ローヤル産業 |
本社工場: 甲府開発センター: |
事業内容
スピーカーユニットの開発・設計・製造 |